ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む内向的な元公務員モグラが見たこと、感じたことを気ままに発信する雑記ブログ

【読書】『夢幻花』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】

 

 花を愛し育てる余生を送っていた老人・秋山が殺される。

 

 第一発見者はその孫娘・梨乃。

 

 庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、その花についてブログにアップすると、事件は意外な展開へと進んでいく。

 

 アサガオに黄色い花はないそうです。

 

 小学生のとき、アサガオを摘むと雨が降ると言われましたが、確かに黄色いアサガオは見たことはないかもしれません。

 

 さておき、この作品、2つのプロローグから始まり、登場人物が微妙に絡み合い、最後は線となり、つながっていくミステリーです。

 

 点がどこから線になっていくのか、東野作品ならではの興味に惹きつけられながらページを繰りました。

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【単行本】PHP

 

【読書】『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』 青柳碧人 著

【あらすじ&ひとりごと】

 

 『むかしむかしあるところに、死体がありました』に続き、今作は西洋童話ミステリーです。

 

 今作は、タイトルのとおり、赤ずきんが主人公です。

 

 シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠り姫、マッチ売りの少女。

 

 トリックが満載で、わくわくします。

 

 これは、はっきり言って、前作を超えています。

 

 名探偵赤ずきんの天才的な推理に脱帽。

 

 ぜひ第1作から読んでほしいと思います。

 

fudemogura.com

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【単行本】双葉社

 

【読書】『凍りのくじら』 辻村深月 著

【あらすじ&ひとりごと】

 

 高校2年生の芦沢理帆子は、自分を取り巻くどんな相手にもあわせ、その個性に名前をつける。

 

 ドラえもんの作者 藤子・F・不二雄のつくるSF(少し 不思議)の世界。

 

 あの子は「少し 不安」「少し 不満」、そして理帆子自身は「少し 不在」。

 

 理帆子の父は藤子・F・不二雄を敬愛する写真家であるが、5年前に失踪、母は病床。

 

 ひとりでいても誰かといても息苦しいと感じる。

 

 理帆子は暗く冷たい深海で静かに見悶えているクジラなのであろう。

 

 その海の底に沈んだクジラに光を照らす。

 

 誰かが誰かに光を灯す。必ずどんな人にも気持ちを傾けてくれる人がいることに人は気付いてほしいと思います。

 

 これは忘れられない作品です。

 辻村氏の虜になる作品とも言えます。

 

【読書】『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】

 

 あらゆ悩みの相談に乗る不思議な雑貨店と、そこに集う人生の岐路に立つ人たちの心ふるわす、時空を超えた奇蹟の物語です。

 

 人生の岐路に立つ人たちが、想いを手紙に綴り、過去と現在を超え、その想いが奇跡のように繋がり合う。

 

 とても心が温まります。

 

 人のつながりは大切にしたいと思いました。

 

 東野作品の中でもとても好きな作品です。

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【単行本】角川書店