ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

【読書】『ギリシャ神話』石井桃子 編・訳 富岡妙子 画

のら書店(2000) 『クマのプーさん』の翻訳などでも知られる児童文学作家・翻訳家として活躍された石井桃子さんが、小学生や中学生を対象にまとめたギリシャ文学本です。 子どもの頃、アキレウスやヘラクレス、パンドラなどの物語を読んだ記憶があり、もう…

【旅】県民割を利用して箱根湯本温泉へ

今回は「読書」ではなく、脱線して「旅」のブログです。 最近バタバタしていて、一冊の本すら読み終わらないのに、県民割キャンペーン(地域観光事業支援)の延長に魅せられて、箱根湯本温泉に行ってきました。 この県民割キャンペーン、ご案内のとおり1人1…

【読書】グリム童話『森のなかの三人一寸ぼうし』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その9 『森のなかの三人一寸ぼうし』〈KHM13〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、妻を亡くした男と、夫を亡くした女がいました。 男には一人の娘、女にも一人の娘がいます。 娘たちは知り合いになり、女のところへ行きます…

【読書】『僕の神さま』芦沢 央 著

角川書店(2020) 【あらすじ&ひとりごと】 本作品の帯にある『あなたは後悔するかもしれない。第一話で読むのをやめればよかった、と』という一文。 芦沢央さんの作品『火のないところに煙は』を思い出し、またどんなホラーなのかと、躊躇わずに手に取りま…

【読書】『夜行』森見登美彦 著

小学館(2016) 【あらすじ&ひとりごと】 森見登美彦さんの『夜行』を読みました。 森見さんの作品は『聖なる怠け者の冒険』を読んで以来の二冊目です。 きっとまたあの独特の森見節なる言い回しで、読者の口元を綻ばせるような作品なのだろうと思っていまし…