ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

【ひとりごと】2023日の出

渡良瀬川に架かる橋から見る初日の出(2023) 明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします。 元旦は、お昼からお酒をいただきました。とても美味しい日本酒で、 栃木の「東力士純米極雫」と北海道の「十勝晴れ」です。 【那須烏山市のやや発…

【読書】グリム童話『わらと炭とそらまめ』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その14 『わらと炭とそらまめ』〈KHM18〉 岩波文庫(1979) 【あらすじ(要約)】 どこかの村に貧乏なお婆さんがいました。 お婆さんはそらまめを煮るつもりで、かまどに火をおこして、わらをひとつかみ、くべました。 …

【読書】『自転しながら公転する』山本文緒 著

新潮社(2020) 【あらすじ&ひとりごと】 とても読みやすい、心に残る作品でした。 以前からずっと読みたいと思いながらも数年が経ち、やっと手にした一冊。 この作品は、茨城県牛久市を舞台にアラサーの女性を主人公として、恋愛や仕事、家族との関係に悩む…

【読書】『デス・ネイル』森山東 著

角川文庫(2006) 【あらすじ&ひとりごと】 森山東さんの日本ホラー小説大賞短編賞『お見世出し』に続く2作目『デス・ネイル』を読みました。 16年前に刊行された文庫本です。表紙からすでにおぞましい雰囲気ですね。 本作品は、表題を含む四編からなる短編…

【読書】グリム童話『白へび』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その13 『白へび』〈KHM17〉 【あらすじ(要約)】 昔あるところに賢い王様が住んでいました。 王様には変わった習慣があり、毎日お昼の食後、だれもいなくなると、信頼の厚い召使いが、もう一皿持ってきます。それには…