ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

【読書】グリム童話

【読書】グリム童話『天国へ行ったしたてやさん』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その34 『天国へ行ったしたてやさん〈KHM35〉』 【あらすじ(要約)】 天気のいいある日、神様が天国の庭を散歩なさるので、使徒と聖者の方々をお供にお連れになったため、天国には聖ペートルス様しかいませんでした。 …

【読書】グリム童話『ちえ者エルゼ』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その33 『ちえ者エルゼ〈KHM34〉』 【あらすじ(要約】 ひとりの男がいて、娘がいました。娘は「ちえ者エルゼ」と言われていました。年頃になったので、父親は「結婚させよう」と言い、母親は「そうですね」と言いまし…

【読書】グリム童話『靴はき猫』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その32 『靴はき猫』 【あらすじ(要約)】 粉ひき男が息子3人、粉ひき場、驢馬、牡猫を持っていました。 粉ひきが死ぬと財産を分けました。長男は粉ひき場、次男は驢馬、三男は牡猫。 三男は「ぼくがもらったものが一…

【読書】グリム童話『三いろの言葉』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その31 『三いろの言葉〈KHM33〉』 【あらすじ(要約)】 昔、スイスに年をとった伯爵が住んでいました。 息子は一人しかいないのですが、何一つ覚えられないバカ息子なのです。 父親は「ここを出なさい。おまえを評判…

【読書】グリム童話『ものわかりのいいハンス』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その30 『ものわかりのいいハンス〈KHM32〉』 【あらすじ(要約)】 ハンスの母親が、「ハンスや、どこ行く?」と聞く。「グレーテルのとこへ」とハンスが返事をする。「うまくやんなよ」「大丈夫、うまくやるってば。…

【読書】グリム童話『手なしむすめ』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その29 『手なしむすめ〈KHM31〉』 【あらすじ(要約)】 粉ひきの男は貧乏で、水車と一本のりんごの木しかなくなってしまいました。 森で薪を取っていると、お爺さんが来て「水車の後ろに立ってるものをくれるなら、金…

【読書】グリム童話『しらみとのみ』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その28 『しらみとのみ〈KHM30〉』 【あらすじ(要約)】 しらみとのみが所帯をもち、卵の殻の中にビールをこしらえました。すると、しらみがその中に落ちて火傷をしました。 これが悲しくて、のみが泣き出しました。そ…

【読書】グリム童話『黄金の毛が三ぼんはえてる鬼』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その27 『黄金の毛が三ぼんはえてる鬼〈KHM29〉』 【あらすじ(要約)】 昔、貧しい女が男の子を生みました。頭に福ずきんを被っていたので、14歳になるとお姫様を嫁にするという予言がありました。 王様がこの村に来て…

【読書】グリム童話『唄をうたう骨』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その26 『唄をうたう骨〈KHM28〉』 【あらすじ(要約)】 昔ある国で、猪がお百姓たちの畑を荒らしたり、家畜を殺したり、人間を襲ったりするので、困っていました。 王様は、この災いから国を救ってくれる者には褒美を…

【読書】グリム童話『死神とがちょうの番人』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その25 『死神とがちょうの番人』 【あらすじ(要約)】 不幸ながちょう飼いが、白いがちょうの番をしながら大きな川の岸を歩いていました。 そのとき、死神が川を渡ってきたので、どこから来たのか、どちらにおいでな…

【読書】グリム童話『ブレーメンのおかかえ楽隊』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その24 『ブレーメンのおかかえ楽隊』<KHM27> 【あらすじ(要約)】 ある男が一匹のロバを持っていました。このロバは年をとり、だんだん働けなくなりました。 そこで飼い主は、ロバに餌をやるのをやめようと考えます…

【読書】グリム童話『赤ずきん』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その23 『赤ずきん』<KHM26> 【あらすじ(要約)】 昔、小さな愛くるしい女の子がいました。この子を一番かわいがっていたのは、お祖母さんでした。 あるとき、お祖母さんは赤いビロードの頭巾をあげました。これがこ…

【読書】グリム童話『七羽のからす』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その22 『七羽のからす』<KHM25> 【あらすじ(要約)】 昔、ある男に息子が七人いましたが、娘は一人もいないため、娘をとても欲しがっていました。 そのうちに、おかみさんに子どもが生まれると待ちに待っていた女の…

【読書】グリム童話『ホレのおばさん』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その21 『ホレのおばさん』<KHM24> 【あらすじ(要約)】 ある寡婦(ごけ)さんに二人の娘がいました。 その一人は美しくて働き者で、もう一人は器量が悪く怠け者でした。 けれども、母親は器量が悪い怠け者の娘が本…

【読書】グリム童話『はつかねずみと小鳥と腸づめの話』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その20 『はつかねずみと小鳥と腸づめの話』〈KHM23〉 【あらすじ(要約)】 昔、はつかねずみ、小鳥、腸づめが友達になって所帯をもち、仲良く豊かに暮らしていました。 小鳥の仕事は、毎日森で薪を取ってくること。は…

【読書】グリム童話『子どもたちが屠殺ごっこをした話』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その19 『子どもたちが屠殺ごっこをした話』第一話・第二話 【あらすじ(要約)】 第一話 西部フリースランド(オランダ)のフラネッケルという小都会で五~六歳くらいの男女の子どもたちが遊んでいました。 やがて子ど…

【読書】グリム童話『なぞなぞ』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その18 『なぞなぞ』〈KHM22〉 【あらすじ(要約)】 昔、ある国の王子が世界を見て回りたいと、家来を一人だけ連れ出発しました。 ある日、森へ入り日が暮れ、宿を探していると若くてきれいな娘が小さな家へ歩いていく…

【読書】グリム童話『灰かぶり』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その17 『灰かぶり』〈KHM21〉 【あらすじ(要約)】 お金持ちの男の妻が病気になり、死ぬときに幼い一人娘に、「いつも神様を大事にして、気立てよくすれば神様は助けてくれて、母さんも天国から見ている」と言い亡く…

【読書】グリム童話『いさましいちびっこのしたてやさん』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その16 『いさましいちびっこのしたてやさん』〈KHM20〉 【あらすじ(要約)】 夏の朝、ちびの仕立屋さんが一生懸命縫物をしていました。 そこにお百姓さんのおかみさんがジャムを売りに来たので買いました。 仕立屋さ…

【読書】グリム童話『漁夫とその妻の話』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その15 『漁夫とその妻の話』〈KHM19〉 【あらすじ(要約)】 昔、漁師とおかみさんが、汚い小さな家に住んでいました。 ある日、漁師が釣りに出かけると、一匹のカレイが釣れました。 漁師はそのカレイを売ろうとしま…

【読書】グリム童話『わらと炭とそらまめ』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その14 『わらと炭とそらまめ』〈KHM18〉 岩波文庫(1979) 【あらすじ(要約)】 どこかの村に貧乏なお婆さんがいました。 お婆さんはそらまめを煮るつもりで、かまどに火をおこして、わらをひとつかみ、くべました。 …

【読書】グリム童話『白へび』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その13 『白へび』〈KHM17〉 【あらすじ(要約)】 昔あるところに賢い王様が住んでいました。 王様には変わった習慣があり、毎日お昼の食後、だれもいなくなると、信頼の厚い召使いが、もう一皿持ってきます。それには…

【読書】グリム童話『三まいの蛇の葉』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その12 『三まいの蛇の葉』〈KHM16〉 【あらすじ(要約)】 あるところに、貧しい男がいましたが、貧乏がひどくなり、ひとり息子を養えなくなりました。息子は、これ以上父親の重荷になるのがつらくなり家を出ます。 こ…

【読書】グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その11 『ヘンゼルとグレーテル』〈KHM15〉 【あらすじ(要約)】 どこかの大きな森の入り口に貧しい木こりの夫婦とヘンゼルとグレーテルという名の兄妹が住んでいました。 生活は苦しく、パンすら手に入らなくなり、あ…

【読書】グリム童話『糸くり三人おんな』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その10 『糸くり三人おんな』〈KHM14〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、怠け者の女の子がいて、糸を紡ぐことを嫌がりました。 母親は、女の子が言うことを聞かないので、腹が立って、つい殴りつけました。 すると、娘が泣…

【読書】グリム童話『森のなかの三人一寸ぼうし』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その9 『森のなかの三人一寸ぼうし』〈KHM13〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、妻を亡くした男と、夫を亡くした女がいました。 男には一人の娘、女にも一人の娘がいます。 娘たちは知り合いになり、女のところへ行きます…

【読書】グリム童話『野ぢしゃ(ラプンツェル)』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その8 『野ぢしゃ(ラプンツェル)』〈KHM12〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、あるところに夫婦がいました。 二人は長い間子供を欲しがっていましたが、やっと望みが叶いました。 夫婦の家の裏側には、美しい花や野菜が…

【読書】グリム童話集『ならずもの』『兄と妹』

岩波文庫(1979) 『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その7 『ならずもの』〈KHM10〉 【あらすじ&ひとりごと】 雄鶏と雌鶏のつがいは、山へ出かけ、クルミをたらふく食べた後、歩いて帰るのが嫌になったため、クルミの殻で小さな引き車を作りました。しか…

【読書】グリム童話集『奇妙な楽人』『十二人兄弟』

岩波文庫(1979) 『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その6 『奇妙な楽人』〈KHM8〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔あるところに奇妙な音楽家がいました。 一人で森の中を通り抜けながら考え事をしていましたが、考える種もなくなりバイオリンを弾き始めると…

【読書】グリム童話『夜うぐいすとめくらとかげの話』『うまい商売』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その5 『夜うぐいすとめくらとかげの話』〈KHM6〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、目玉を一つずつしか持たない「夜うぐいす」と「めくらとかげ」が仲良く暮らしていました。 ある時、うぐいすは婚礼に呼ばれますが、自…