【読書】グリム童話
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その68 『二人兄弟〈KHM60〉』 あらすじ(要約) 昔、金持ちと貧乏人の兄弟がいました。金持ちの方は金細工師で悪い人でした。貧乏人の方は箒作りをして、善良で正直者でした。貧乏人には双子の兄弟の子どもがいました…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その67 『フリーデルとカーテルリースヒェン〈KHM59〉』 あらすじ(要約) フリーデルという男とカーテルリースヒェンという女は、結婚して間もない若い夫婦でした。 フリーデルは「畑に行ってくるよ。戻ってきたら、肉…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その66 『たのもしい名づけ親のすずめの話』 あらすじ(要約) 昔、牝の鹿がいました。子どもを産んで狐を名づけ親に頼みました。すると、狐は雀にも来てくれと言いました。雀は友達の飼い犬も呼びたいと言い出しました…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その65 『犬と雀〈KHM58〉』 あらすじ(要約) 牧羊犬の飼い主は良い人でなく、えさをろくに与えませんでした。犬は家出しました。道で雀と出会い、雀は「犬くん、どうしてしょげているんだい」と声をかけました。 「お…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その64 『白はと』 あらすじ(要約) 王様の御殿の前に梨の木がありました。毎年見事な実を結びましたが、一晩のうちに誰かに持って行かれてしまいました。 王様には若様が三人いて、末のは、脳みそが足りないという評…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その63 『黄金(きん)の鳥〈KHM57〉』 あらすじ(要約) 昔、王様の御殿の裏に金の林檎がなる木がありました。明朝になると林檎の実が一つ足りないので、王様は番人をつけました。 王様には三人息子がいて、夜、長男を…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その62 『恋人ローランド〈KHM56〉』 あらすじ(要約) 昔、一人の女がいました。魔法使いで娘を二人もっていました。一人は醜く意地悪ですが、実の娘なので可愛がりました。もう一人は美しく気立てがいいのですが、継…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その61 『がたがたの竹馬こぞう〈KHM55〉』 あらすじ(要約) 昔、あるところに粉ひきがありました。貧乏でしたが、美しい娘が一人いました。 粉ひきが王様と話すときがあって、威張ってみたくなり「娘を一人持っていま…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その60 『ハンスばか』 あらすじ(要約) 昔、あるところに王様がいました。一人子の姫と不自由なく暮らしていました。 ところが、急に姫が子どもを一人産み、誰が父親なのかわかりません。王様は途方に暮れましたが、…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その59 『ながい鼻』 あらすじ(要約) 昔、お暇の出たおじいさんの兵隊三人がいました。恩給もいただかずにお払い箱になったので、乞食でもしなければ生きる道がありませんでした。 三人は森の中へ入り、日が暮れたの…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その58 『背嚢と帽子と角ぶえ〈KHM54〉』 あらすじ(要約) 昔、三人兄弟がいました。だんだん貧しくなり、何一つ食べるものがなくなりました。 「世間に出て運だめしをしたほうがいい」と三人は旅に出ました。 ある日…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その57 『雪白姫〈KHM53〉』 あらすじ(要約) 昔、冬のさなかでした。どこかの国のお妃が針仕事をしていました。針で指を刺して、血が雪の中に垂れました。美しかったので「雪のように白く、血のように赤く、窓枠の木…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その56 『つぐみのひげの王さま〈KHM52〉』 あらすじ(要約) どこかの王様が、姫をもっていました。姫は美人ですが、気位が高く威張っていて、嫁にほしいと言っても相手にしませんでした。一人ひとりに肘鉄砲を食わせ…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その55 『めっけ鳥〈KHM51〉』 【あらすじ(要約)】 昔、山林の番人がいました。狩りに森に入ると、喚く声が聞こえました。その声は小さい子供のようでした。声のする方へ行ってみたら、木の高いところに子供が座って…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その54 『野ばら姫〈KHM50〉』 あらすじ(要約) 昔、王様とお妃がありました。 「なんとか子供が一人欲しい」と毎日言っていましたが、いつまで経っても子供はできません。 あるとき、お妃が水を浴び清めているところ…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その53 『六羽の白鳥〈KHM49〉』 あらすじ(要約) 昔、ある王様が森で狩りをしていました。獲物をわき目もふらず追い、家来は後に続くことができませんでした。日が暮れ、道に迷ったことがわかりました。 そのとき、婆…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その52 『ズルタンじいさん〈KHM48〉』 あらすじ(要約) お百姓がズルタンという名前の忠実な犬を飼っていました。 強いズルタンもお爺さんになり、歯が全部なくなってしまったので、物をしっかり咥えることができなく…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その51 『柏槇(びゃくしん)の話〈KHM47〉』 あらすじ(要約) 昔、金持ちの男に美しい妻がいました。妻は子供を授かるようにとお祈りしますが、いつまでたっても授かりせん。 二人の家の前に柏槇という木がありました…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その50 『人ごろし城』 あらすじ(要約) 昔、娘を三人持つ靴屋がいました。 あるとき、靴屋が留守にしていた間にどこかのお殿様がやってきました。素晴らしい馬車に乗っていて、皆大金持ちなのだろうと思いました。 お…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その49 『青ひげ』 あらすじ(要約) 昔、森の中に一人の男が暮らしていました。男は息子を3人、美しい娘を1人持っていました。 ある時、黄金の馬車が家の前にとまると、王様が降り立ち、お前の娘をわしの妻にくれない…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その48 『まっしろ白鳥〈KHM46〉』 あらすじ(要約) 昔、魔法つかいがいました。貧乏人の姿で方々の家の戸口で物乞いをしては美しい女の子を捕まえていました。その女の子たちは二度と人目に触れないので、どこへ連れ…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その47 『おやゆび太郎、修業の旅あるき〈KHM45〉』 あらすじ(要約) 仕立屋さんが息子を一人持っていました。息子は親指くらいの大きさしかないので、おや指太郎という名前がついていました。 けれども、太郎は勇まし…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その46 『死神の名付け親(第二話)』 【あらすじ(要約)】 貧しい男に息子が生まれましたが、ひどい貧乏なので名づけ親が見つかりません。 通りがかりの人が承知してくれるかもしれないと、大通りへ腰を下ろしました。…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その45 『死神の名づけ親(第一話)〈KHM44〉』 【あらすじ(要約)】 貧しい男に12人の子供がいました。 その子供たちにパンを食べさせるために昼も夜もなく働き続けました。 そこへ13人目の子供ができ、一番はじめに…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その44 『トゥルーデおばさん〈KHM43〉』 【あらすじ(要約)】 昔、あるところに小娘がいました。娘はわがままで小生意気で、両親が何か言っても「はい」と言ったためしがありません。 「あたし、トゥルーデおばさんの…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その43 『へんてこなおよばれ』 【あらすじ(要約)】 赤腸詰と肝臓腸詰がいました。 赤腸詰が肝臓腸詰をお客に呼びました。 肝臓腸詰は表の大戸を入ると、へんてこなものが目に入りました。 上がり段があるのですが、…
グリム童話集 5冊セット (岩波文庫) 岩波書店 Amazon 『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その42 『名付け親さん〈KHM42〉』 【あらすじ(要約)】 貧乏な人が子どもをたくさんもっていました。なにしろたくさんいて、世間の人を名付け親に頼んでしまった…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その41 『コルベスさま〈KHM41〉』 【あらすじ(要約)】 昔、牝鶏と雄鶏がいました。旅行することになり、四つの赤い車輪のきれいな車を作って、四匹のはつかねずみにひかせました。牝鶏は、雄鶏と一緒に車に乗り、夫…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その40 『強盗のおむこさん〈KHM40〉』 【あらすじ(要約)】 昔、あるところに粉ひきがいました。美しい娘がいて、年頃になったので嫁にやろうと考えました。 程なく、娘を嫁に欲しいという人が来ました。その人はお金…
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その39 『まほうをつかう一寸法師〈KHM39〉』 【あらすじ(要約)】 一番めの話 昔、ある靴屋が悪いことをした覚えもないのに貧乏になってしまい、たった一足の靴をこしらえるだけの革のほかには何一つなくなりました。…