【あらすじ&ひとりごと】
映画化された作品です。
過去の事件からやり直すため、脱サラし、ペット葬儀屋を営む中原。
そこに中原とは旧知である刑事・佐山に、中原の別れた妻・小夜子が何者かに殺されたと告げられる。
中原と小夜子は、かつて幼い娘を殺された被害者であり、佐山はその事件当時の捜査担当者だった。
子を殺されたら、犯人に何を望みますか。
遺族にとっては、「死刑」以外の刑は、「刑」「償い」とは言えないのでしょう。
人である以上、「総論」と「各論」はいつまでも平行線なのかもしれません。
罪を償うとはどうすればよいのか、どうすれば家族は救われるのか。
昨今の報道からも考えさせられます。