人生とは誰かに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです。
『嫌われる勇気』を読みました。
今回は【読書】というよりは【ひとりごと】です。
私は自己啓発本というものをあまり読んだことがないのですが、はてなブログでも多くの方が紹介されているので、たまたま中古本が目に留まり購入しました。
哲人と青年の対話構成になっていて、議論にハラハラしますが、それが問題を掘り下げられていてとてもわかりやすかったです。
これは、ソクラテス哲学の伝統を踏まえているわけなんですね。
それはさておき、アドラーの考えにはとても共感することができました。人生の問いに対してとてもシンプルな答え。
この考えを正しく理解するには十分な年月が必要とのことでしたが、身近なことにおいて少しずつ実践していきたいと思います。
「すべての悩みは対人関係の悩み」とは、尤もですね。
今までを振り返ってみると、確かに選択したのは自分。与えられたものをどう使うかですね。
皆さんが仰るとおり、一読する価値はありました。