ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

【読書】砥上裕將作品

【読書】砥上裕將『一線の湖』

【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、水墨画家でもある砥上裕將さんの小説『一線の湖』 『線は、僕を描く』の続編であり、水墨画を通して、主人公・青山霜介の成長と葛藤を描いた作品です。 大学3年生となった青山霜介は、水墨画家としての道を歩みつ…

【読書】『7.5グラムの奇跡』砥上裕將 著

【あらすじ&ひとりごと】 砥上裕將さんの作品といえばデビュー作の『線は、僕を描く』。横浜流星さんの主演で映画化もされましたね。 水墨画の「線」を描くことで、悲しみを秘めて生きる主人公の「僕」が、失ったものを埋めながら救われていく。繊細な描写…

【読書】『線は、僕を描く』 砥上裕將 著

【あらすじ&ひとりごと】 水墨画家である砥上裕將氏の作品です。 両親を交通事故で亡くし、大学生の青山霜介は、喪失感の中、アルバイト先の水墨画展覧会場で巨匠篠田湖山と出会い、その場で内弟子にされてしまいます。 湖山の孫である千瑛もまた弟子であり…