ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

【読書】辻村深月作品

【読書】『かがみの孤城』 辻村深月 著

【あらすじ&ひとりごと】 辻村深月さんの2018年本屋大賞受賞作品です。 中高生が抱える心の痛みを辻村さんは的確に描き、いつも読者の一人として私は心をえぐられるような気持ちになりますが、読後はいつもすべてをやさしく包み込んでくれるような温か…

【読書】『島はぼくらと』 辻村深月 著

【あらすじ&ひとりごと】 辻村深月さんの作品は、ホラーもあり、青春小説もありで、ジャンルが幅広い。 高校生を主人公にした作品も多く、思春期の心を繊細にあらわす言葉が切ないながらも、気持ちを軽くしていく。 本作は、その高校生が主人公で、島暮らし…

【読書】ツナグ  (続編)ツナグ 想い人の心得 辻村深月 著

【あらすじ&ひとりごと】 辻村さんの作品が好きで、この作品のページを何気に目繰り返すと、最後まで読んでしまいました。 この本は、10年くらい前の作品で、吉川英治文学新人賞受賞作品、映画化にもなりました。 一生に一度だけ死者が望めば、願いを叶え…

【読書】『凍りのくじら』 辻村深月 著

【あらすじ&ひとりごと】 高校2年生の芦沢理帆子は、自分を取り巻くどんな相手にもあわせ、その個性に名前をつける。 ドラえもんの作者 藤子・F・不二雄のつくるSF(少し 不思議)の世界。 あの子は「少し 不安」「少し 不満」、そして理帆子自身は「少…

【読書】冷たい校舎の時は止まる 辻村深月 著

辻村深月氏のデビュー作品でメフィスト賞受賞作です。 上下巻千ページを超える大作です。 受験を間近に控えた8人の高校生が、雪降る日にいつも通り登校したはずの学校に閉じ込められる。扉が開かず、いくら時間が経っても他の生徒、担任も登校して来ない。 …