ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書】『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 あらゆ悩みの相談に乗る不思議な雑貨店と、そこに集う人生の岐路に立つ人たちの心ふるわす、時空を超えた奇蹟の物語です。 人生の岐路に立つ人たちが、想いを手紙に綴り、過去と現在を超え、その想いが奇跡のように繋がり合う。 と…

【読書】『崩れる脳を抱きしめて』 知念実希人 著

【あらすじ&ひとりごと】 恋愛とミステリーの融合する作品です。 研修医の碓氷は、脳腫瘍を患うユカリと出会う。 互いに心に傷をもつ二人は、しだいに心を通わせる。 しかし、碓氷が実習を終え、田舎へ帰るが、そこにユカリの死が知らされる。 ミステリーが…

【読書】『また、同じ夢を見た』 住野よる 著

【あらすじ&ひとりごと】 住野よる氏の第二作です。 小学生の小柳奈ノ花は、とても賢く、同級生のほとんどを馬鹿だと思っており、学校には友達がいない。 「人生とは…」が口癖で、おませな女の子。 友達は、「彼女」と呼ぶ、ちぎれたしっぽの猫、「彼女」を…

モグラの散歩道⑥ハイキングコース

【お散歩】 きょうもいい天気です☀️ 強い寒気で大雪になっている地域があるのに、ありがたいことです。 今朝は、おなじみの散歩コースを変更し、近くのハイキングコースを歩きました。 まずスタートは、鳥居をくぐり、階段を上り、頂上は「雷電神社」という…

【読書】『線は、僕を描く』 砥上裕將 著

【あらすじ&ひとりごと】 水墨画家である砥上裕將氏の作品です。 両親を交通事故で亡くし、大学生の青山霜介は、喪失感の中、アルバイト先の水墨画展覧会場で巨匠篠田湖山と出会い、その場で内弟子にされてしまいます。 湖山の孫である千瑛もまた弟子であり…

佐野ラーメン「神楽」のラーメン🍜と餃子🥟

佐野ラーメン「神楽」を訪れました。 きょうから仕事休みですが、時間が早かったせいか、すぐ入店できました。 席に案内されると、紙コップでお水が出てきました。割り箸も個包装になっています。 とても衛生的です。 注文は、ラーメンと餃子(3ケ)です。 …

佐野ラーメン「麺屋ブラス」に行きました❗️

栃木県佐野市にある佐野ラーメン 「麺屋ブラス」に行ってきました。 もともと秋田県の方で、佐野ラーメン学校で勉強され、今月開店されたばかりだとか。(読売新聞による) 平日にも関わらず、お昼時は並んでいました。 店内に入ると、流れている音楽はやは…

【読書】『かか』 宇佐見りん 著

【あらすじ&ひとりごと】 三島賞を史上最年少の21歳で受賞した宇佐見りん氏の作品です。 19歳の浪人生うーちゃんは、心を病み酒を飲んでは暴れるようになった、かか(母)を救うため、熊野へ旅に出ます。 物語はうーちゃんが、弟(おまい)に語りかける…

モグラの散歩道⑤【こども見守りのまち】

【お散歩】 今日も朝の散歩です。雨上がりで暖かいです。 曇っている空から太陽が見え始め、少しずつ青空が出てきました。 一日最低5,000歩を目標にしていますが、クリアできるのは、最近は休日くらいしかありません。 いつもの散歩道には、「こども見守りの…

【ひとりごと】勤め先に退職願を提出しました(´-ω-`)

勤め先に退職願を提出し、受理された。 数年考えた上でのことだが、事が進むと、急に4月以降が不安になり、退職する大きな理由が何だったのか、自分自身の中で不透明になっていく。 退職すれば、ときには後悔することもあるかもしれない。 でも、一方では、…

【読書】『黒い家』 貴志祐介 著

【あらすじ&ひとりごと】 これは、貴志祐介さんの25年前くらいの作品です。 第4回日本ホラー小説大賞受賞作。 人間の狂気に恐怖する作品。 ジワリジワリとボディブローのような恐怖に追い詰められます。 最後まで心臓がバクバクしっぱなしです。 この貴…

【読書】『medium』 相澤沙呼 著

【あらすじ&ひとりごと】 相澤沙呼さんのミステリー三冠獲得作品。 警察に捜査の協力依頼をされる推理作家の香月は、女性霊媒師の城塚翡翠と出会う。 彼女は、霊媒として降霊し、死者の言葉を伝えることができ、香月と事件捜査に協力していくが、それには証…

【読書】『告白』 湊かなえ 著

【あらすじ&ひとりごと】 湊かなえ氏のデビュー作です。 映画化されました。 シングルマザーの中学校教師・森口は、終業式後のホームルームで、わたしの娘は死んだ。 警察は事故死と判断したが、事故死ではない、クラスの生徒に殺されたと、語りだす。 一人…

【読書】『店長がバカすぎて』 早見和真 著

【あらすじ&ひとりごと】 本が好きで独身の28歳、谷原京子は、武蔵野書店の契約社員として働いている。 人を苛立たせることに長けた店長の山本の下で、尻ぬぐいをしながらも文芸書の担当として日々忙しく働くが薄給。 お客のクレームも多い。 そんな中、…

【読書】『夜のピクニック』 恩田 陸 著

吉川英治文学新人賞、本屋大賞受賞作品です。 映画にもなりました。 全校生徒が、夜を徹して80キロを歩き通す高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。 3年生の甲田貴子は、この日に、一度も話したことのないクラスメイトの西脇融に声を掛けるという、密か…

モグラの散歩道④ 怪力のおじいさんpart2遭遇

朝の散歩に出掛けました。 今日は、風が冷たいですが、天気がいいので暖かく感じます。 お決まりの散歩コースの橋からは、今日は富士山がよく見えました。 相変わらず、河川敷の土手には、大根がいっぱいです。 おじさんが、境界杭を打っていましたが、栽培…

【読書】『むかしむかしあるところに、死体がありました。』 青柳碧人 著

桃太郎、一寸法師、ここ掘れワンワンなどなど、日本昔話を題材とした推理小説です。 おとぎ話での設定を生かしながらのトリックは、ミステリーになっていて、とてもおもしろかったです。 日本では話が違うと言われる「グリム童話」を思い出しました。 驚きの…

【読書】『仮面病棟』 知念実希人 著

現役医師の知念実希人氏の医療サスペンス作品です。 映画化されました。 療養型病院に強盗犯が籠城し、事件に巻き込まれる外科医のストーリー。 事件に巻き込まれた外科医・速水は、撃たれた女を治療し、脱出を試みるうちに病院に隠された秘密を知ることにな…

【読書】『君の膵臓をたべたい』 住野よる 著

住野よる氏のデビュー作となる大ベストセラー作品です。 主人公「僕」は、小説が好きで、友人や恋人などの関わりを必要としない。 人間関係を自己完結する人間である。 ある日、「共病文庫」というタイトルの本を偶然病院で拾う。 それは、クラスメイトの山…

【読書】『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ 著

瀬尾まいこ氏の本屋大賞受賞作品です。映画化になりました。 血のつながらない親たちに育てられ、姓を4回も変えた女子高生のストーリー。 主人公・森宮優子17歳。3人の父親、2人の母親がいる。生まれて17年の間に家族の形態が7回も変わるが、全然不…

肉汁うどん 森製麺所

佐野市にある森製麺所で肉汁うどんを食べました。 店に入るなり、カレーうどんの匂いに強く惹かれます。 初来店なので、ここは冷静に「肉汁うどん中盛(830円)」を注文。(並650円、大盛1,000円) お客さんは多いのですが、5分程度で注文した品が出てきまし…

モグラの散歩道③ 早朝の散歩

きょうは、早朝に散歩をしました。 普段は、仕事柄、不審者の見回りを兼ねて、夕方散歩をしていますが、仕事もあり、最近はご無沙汰になっていました。 お決まりのコースには、まちの中心を流れる川に架かる橋があり、そこから見える富士山、夕日はとてもき…

【読書】鹿の王 上橋菜穂子 著

上橋菜穂子氏の作品、鹿の王(上・還って行く者、下・生き残った者)、続編の水底の橋を読みました。 アニメ映画になりました。 久しぶりのファンタジー小説で読後はとても清々しい気持ちになりました。 この作品は、魔法や魔術など出てきませんが、現実的で…

【読書】冷たい校舎の時は止まる 辻村深月 著

辻村深月氏のデビュー作品でメフィスト賞受賞作です。 上下巻千ページを超える大作です。 受験を間近に控えた8人の高校生が、雪降る日にいつも通り登校したはずの学校に閉じ込められる。扉が開かず、いくら時間が経っても他の生徒、担任も登校して来ない。 …

【読書】『リカ』『リターン』『リバース』『リハーサル』 五十嵐貴久 著

ホラーサスペンス大賞を受賞した五十嵐貴久氏のデビュー作です。 サラリーマンが出会い系サイトが知り合った女性(リカ)にストーキングされ追い詰められるホラーサスペンス。 リカに愛されたら死ぬ。これまで読んだ中で最恐の怪物です。 続編として「リター…

【読書】『流浪の月』 凪良ゆう 著

凪良ゆう氏の本屋大賞受賞作品です。 誘拐事件の被害女児の家内更紗と、その事件の加害者とされた19歳の大学生 佐伯文の物語です。 いつまでも消えることのない被害女児と加害者というレッテルを貼られながらも惹かれあう2人を描いた作品です。 好きな人…

【読書】東野圭吾 著 ガリレオシリーズ

東野圭吾氏のシリーズ作品といえば、やはり「ガリレオ」シリーズと「新参者」シリーズ。 対照的な主人公、頭脳明晰なガリレオ先生こと「湯川学」と人情ある心優しき刑事「加賀恭一郎」。 前者の「軽快さ」と後者の「人を思う」事件解決へのストーリーが楽し…