ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

モグラの散歩道⑦まち並みから思うこと

きょうも暖かいです。まだまだ風は冷たいですが。 休日の久々の散歩です。お決まりコースの自然観察。 先週、人間ドックを受検し、まだ結果は出ていませんが、明らかに体重が増えていました。 正月太りと、平日は仕事から帰れば読書。休日は、ゴロゴロ読書、…

【読書】『52ヘルツのクジラたち』 町田そのこ 著

【あらすじ&ひとりごと】 町田そのこさんの2021年本屋大賞受賞作品です。 自分の人生を家族からも奪われ、過去を断ち切るためキナコ(三島貴湖)は、かつて祖母が住んでいた大分の海辺のまちに移住する。 そこで虐待を受ける13歳の「ムシ」と呼ばれる少年…

【読書】『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』 小川 糸 著

【あらすじ&ひとりごと】 小川糸さんの作品を初めて読みました。 本作は、多部未華子さんの主演でドラマ化されたでしょうか。(確かNHKだったような⁉) 『ツバキ文具店』 鎌倉を舞台とした物語です。 小さな古い文房具屋さんの「ツバキ文具店」を経営し、あ…

【読書】『よるのばけもの』 住野よる 著

【あらすじ&ひとりごと】 中学生の「僕」は、夜になると化け物になる。 それは突然、深夜にやってくる。 ある日、化け物になった「僕」は、夜の校舎に侵入した。 だれもいないと思っていた教室に、いじめを受けているクラスメイトの矢野さん(女子)がなぜ…

【読書】『虚ろな十字架』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 映画化された作品です。 過去の事件からやり直すため、脱サラし、ペット葬儀屋を営む中原。 そこに中原とは旧知である刑事・佐山に、中原の別れた妻・小夜子が何者かに殺されたと告げられる。 中原と小夜子は、かつて幼い娘を殺さ…

【読書】『蜜蜂と遠雷』 恩田 陸 著

【あらすじ&ひとりごと】 恩田陸さんの直木賞と本屋大賞の史上初ダブル受賞作品です。 映画化にもされた長編小説です。 さすがにすばらしい作品でした。 ページが2段書きで500頁を超える長編でも、結果が早く知りたくて、あっという間に読んでしまいま…

【読書】『ノースライト』 横山秀夫 著

【あらすじ&ひとりごと】 主人公・建築士の青瀬稔は、依頼人・吉野陶太から「あなた自身が住みたい家を建ててください」とY邸の依頼注文を託される。 建築予定地は信濃追分。 建築費用は3,000万円。 青瀬は、バブル崩壊後、赤坂の建築事務所を辞め、妻ゆか…

【読書】『百貨の魔法』 村山早紀 著

【あらすじ&ひとりごと】 風早のまちにある星野百貨店。 古くから地元の人々に愛される老舗の百貨店を守ろうとする人たちの物語です。 エレベーターガールの松浦いさな、百田靴店の咲子、贈答用フロア責任者の佐藤健吾、ドアマン、資料室社員などが、それぞ…

【読書】『始まりの木』 夏川草介 著

【あらすじ&ひとりごと】 不思議な物語でした。 変わり者の民族学者と院生の教え子が研究にために日本各地を旅する物語です。 はじめは、偏屈な民族学者に疑問を抱きながらも、徐々に読み進めるうち、寡黙の中に筋の通った人間性に惹かれていきました。 こ…

【読書】ツナグ  (続編)ツナグ 想い人の心得 辻村深月 著

【あらすじ&ひとりごと】 辻村さんの作品が好きで、この作品のページを何気に目繰り返すと、最後まで読んでしまいました。 この本は、10年くらい前の作品で、吉川英治文学新人賞受賞作品、映画化にもなりました。 一生に一度だけ死者が望めば、願いを叶え…

【読書】『平場の月』 朝倉かすみ 著

【あらすじ&ひとりごと】 朝倉かすみ氏の山本周五郎賞作品。 主人公・青砥健将は50歳。 父親が亡くなったことを機に、老いた母親を看るため地元に戻るが、妻子とも別れ、実家で一人暮らし。 そんな中、検査で訪れた病院の売店で働く、中学の同級生・須藤…

【読書】『夢幻花』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 花を愛し育てる余生を送っていた老人・秋山が殺される。 第一発見者はその孫娘・梨乃。 庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、その花についてブログにアップすると、事件は意外な展開へと進んでいく。 アサガオに黄色い花はな…

【読書】『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』 青柳碧人 著

【あらすじ&ひとりごと】 『むかしむかしあるところに、死体がありました』に続き、今作は西洋童話ミステリーです。 今作は、タイトルのとおり、赤ずきんが主人公です。 シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠り姫、マッチ売りの少女。 トリックが満載で、…

【読書】『凍りのくじら』 辻村深月 著

【あらすじ&ひとりごと】 高校2年生の芦沢理帆子は、自分を取り巻くどんな相手にもあわせ、その個性に名前をつける。 ドラえもんの作者 藤子・F・不二雄のつくるSF(少し 不思議)の世界。 あの子は「少し 不安」「少し 不満」、そして理帆子自身は「少…

【謹賀新年】2022年初日の出🌅

【2022年謹賀新年🎍】 今年は、転機の1年。 しっかり前を向いて進みます。 皆さんにとっても幸多い一年でありますように!