ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書】『傷痕のメッセージ』知念実希人 著

角川書店(2021) 【あらすじ&ひとりごと】 知念実希人さんの作品は、医療とミステリーの融合。 エンターテイメント性に富んだ作品は、東野圭吾さんのようで、どれもおもしろくて、リズミカルなテンポでサクサク読み進めることができます。 そして、ミステリ…

【読書】『連続殺人鬼カエル男』『連続殺人鬼カエル男ふたたび』中山七里 著

宝島社(2011 2019) 【あらすじ&ひとりごと】 タイトルの「カエル男」と、その表紙の可愛らしさが目に付き、手にした中山七里さんの『連続殺人鬼カエル男』、『連続殺人鬼カエル男ふたたび』。 ところが、頁を開いて各章のタイトルを見るともう戦慄は始まっ…

【読書】グリム童話『三まいの蛇の葉』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その12 『三まいの蛇の葉』〈KHM16〉 【あらすじ(要約)】 あるところに、貧しい男がいましたが、貧乏がひどくなり、ひとり息子を養えなくなりました。息子は、これ以上父親の重荷になるのがつらくなり家を出ます。 こ…

【読書】『山亭ミアキス』古内一絵 著

角川書店(2021) 【あらすじ&ひとりごと】 「日常から逃げ出したいあなたへ」 「美味しいごはんと、不思議な従業員がお待ちしております」 そんな帯に目が留まり、手にした古内一絵さんの『山亭ミアキス』。 「ミアキス」って聞いたことがある言葉だなぁと…