ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

【読書】東野圭吾作品

【読書】『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 東野圭吾さんが紫綬褒章を受章されましたね。 そのときに、 「頭の中にあるのは、読者を楽しませるものを書くということだけです」 「文学性を追わず、ただひたすら娯楽性を求めて書き続けてきました。自分が作家として生き残ってい…

【読書】『クスノキの番人』東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 『クスノキの番人』を読みました。 いつもの東野さんらしいミステリーではなく、むしろファンタジーというか、スピリチュアルでとても神秘的な物語でした。 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のようなやさしく、人が生きて行くことに希望を持…

【読書】『希望の糸』東野圭吾 著

講談社(2019) 【あらすじ&ひとりごと】 読み始めて、刑事・加賀恭一郎シリーズだと気付きました。東野さんのこのシリーズは、『眠りの森』を読んだのみ。 映画では、『麒麟の翼』、『祈りの幕が下りる時』を観ましたが、原作は読んでいません。 『祈りの幕…

【読書】『魔力の胎動』東野圭吾 著

角川書店(2018) 【あらすじ&ひとりごと】 定期的に東野圭吾さんのエンターテイメント性に富んだ作品を読んで楽しんでいます。 今回は『魔力の胎動』。『ラプラスの魔女』の前日譚です。 本作品は、五編からなる連作短編集で、四編までは鍼灸師・工藤ナユタ…

【読書】『素敵な日本人』 東野圭吾 著

光文社(2017) 【あらすじ&ひとりごと】 東野圭吾さんの九編からなる短編集です。一編がどれも30頁程度で、隙間の時間を利用して気軽に読むことができました。 東野さんのミステリーは、読み落としがないよう心して読まねばという意識を強く持ちます。 でも…

【読書】『危険なビーナス』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 東野圭吾さんの『危険なビーナス』を読みました。 本作品は、妻夫木聡さんの主演でドラマ化されているのですね。観ていませんが、妻夫木さんがあまりに爽やかなので、原作からは想像がつきませんでした。 でも妻夫木さんならきっと…

【読書】『人魚の眠る家』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 東野圭吾さんの作家デビュー30周年記念作品です。 映画化にもされました。 脳死と臓器提供に関わる家族の思いを深く綴った物語です。 東野さんが私たちに投げかける、深く悲しいけど温かい作品です。 夫の浮気で別居状態にある夫…

【読書】『ラプラスの魔女』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 東野圭吾さんの作家デビュー30周年記念作品です。 櫻井翔さん主演で映画化されました。 温泉地で発生した2件の硫化水素中毒事故から解き明かすミステリー。 遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が発生し、研究者で…

【読書】『虚ろな十字架』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 映画化された作品です。 過去の事件からやり直すため、脱サラし、ペット葬儀屋を営む中原。 そこに中原とは旧知である刑事・佐山に、中原の別れた妻・小夜子が何者かに殺されたと告げられる。 中原と小夜子は、かつて幼い娘を殺さ…

【読書】『夢幻花』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 花を愛し育てる余生を送っていた老人・秋山が殺される。 第一発見者はその孫娘・梨乃。 庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、その花についてブログにアップすると、事件は意外な展開へと進んでいく。 アサガオに黄色い花はな…

【読書】『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 東野圭吾 著

【あらすじ&ひとりごと】 あらゆ悩みの相談に乗る不思議な雑貨店と、そこに集う人生の岐路に立つ人たちの心ふるわす、時空を超えた奇蹟の物語です。 人生の岐路に立つ人たちが、想いを手紙に綴り、過去と現在を超え、その想いが奇跡のように繋がり合う。 と…

【読書】東野圭吾 著 ガリレオシリーズ

東野圭吾氏のシリーズ作品といえば、やはり「ガリレオ」シリーズと「新参者」シリーズ。 対照的な主人公、頭脳明晰なガリレオ先生こと「湯川学」と人情ある心優しき刑事「加賀恭一郎」。 前者の「軽快さ」と後者の「人を思う」事件解決へのストーリーが楽し…