2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
【あらすじ&ひとりごと】 貴志祐介さんの作品は、ときどき目に留まると出版順に購入し読んでいるつもりでしたが、この作品はシリーズ4作品目だということを知りませんでした。 このシリーズを初めて読みました。 本作は、表題作『ミステリークロック』のほ…
【あらすじ&ひとりごと】 湊かなえさんの『未来』を読みました。 湊さんの作品には心して読むようにしていますが、今回も強く気持ちを揺さぶられます。 本作品は、どこにも居場所がない10歳の少女が自分に届いた手紙を支えに生きていく物語で、そんな子ども…
【あらすじ&ひとりごと】 まとめ買いした知念実希人さんの作品を前回に続いて読みました。 本作品は、医療ミステリーではありませんでした。 タイトルから何となく推測することができました。 知念さんの作品は、どれも人が人を思うことの大切さが描かれて…
【あらすじ&ひとりごと】 現役医師である知念実希人さんの医療ミステリーです。 タイトルの意味を思いながら読みました。 期待どおりでした。 大学病院で過酷な勤務に耐える心臓外科医を目指す平良祐介は、医局の最高権力者である赤石教授から、研修医3人…
【あらすじ&ひとりごと】 深緑野分さんの作品を読むのは、本作品がはじめてです。 実は数年前、『ベルリンは晴れているか』を書店で手にして、清々しい名前の方だなと思いながら、冒頭を流し読みしたことがあります。 結局購入しなかったのですが、それが深…
【あらすじ&ひとりごと】 小川糸さんの作品を読むのは、『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』に続いて3冊目です。 小川糸さんの作品は、描かれる人と人との温かさが何ともほのぼのとしていて、気持ちを落ち着かせてくれます。 本作は、若くして余命を告げら…
【あらすじ&ひとりごと】 東野圭吾さんの作家デビュー30周年記念作品です。 映画化にもされました。 脳死と臓器提供に関わる家族の思いを深く綴った物語です。 東野さんが私たちに投げかける、深く悲しいけど温かい作品です。 夫の浮気で別居状態にある夫…
【あらすじ&ひとりごと】 恒川光太郎さんの日本ホラー小説大賞受賞作『夜市』を読んでから、恒川さんの独特の幻想的なファンタジーにハマったときがあり、その後『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』も読みました。 久々、本屋さんで本作が目に留まり購入し…