【あらすじ&ひとりごと】 小川糸さんの作品を読むのは、『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』に続いて3冊目です。 小川糸さんの作品は、描かれる人と人との温かさが何ともほのぼのとしていて、気持ちを落ち着かせてくれます。 本作は、若くして余命を告げら…
【あらすじ&ひとりごと】 東野圭吾さんの作家デビュー30周年記念作品です。 映画化にもされました。 脳死と臓器提供に関わる家族の思いを深く綴った物語です。 東野さんが私たちに投げかける、深く悲しいけど温かい作品です。 夫の浮気で別居状態にある夫…
【あらすじ&ひとりごと】 恒川光太郎さんの日本ホラー小説大賞受賞作『夜市』を読んでから、恒川さんの独特の幻想的なファンタジーにハマったときがあり、その後『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』も読みました。 久々、本屋さんで本作が目に留まり購入し…
【あらすじ&ひとりごと】 辻村深月さんの2018年本屋大賞受賞作品です。 中高生が抱える心の痛みを辻村さんは的確に描き、いつも読者の一人として私は心をえぐられるような気持ちになりますが、読後はいつもすべてをやさしく包み込んでくれるような温か…
【あらすじ&ひとりごと】 知念実希人さんの作品を読むのは、本作が3冊目です。 六編が収録された心温まる医療ミステリーです。 コロナ渦が続く中、肉体的・精神的にも疲弊する厳しい状況に置かれながらも、日夜自身の使命を全うする医療関係者を思いながら…