【読書】グリム童話
『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その9 『森のなかの三人一寸ぼうし』〈KHM13〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、妻を亡くした男と、夫を亡くした女がいました。 男には一人の娘、女にも一人の娘がいます。 娘たちは知り合いになり、女のところへ行きます…
『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その8 『野ぢしゃ(ラプンツェル)』〈KHM12〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、あるところに夫婦がいました。 二人は長い間子供を欲しがっていましたが、やっと望みが叶いました。 夫婦の家の裏側には、美しい花や野菜が…
岩波文庫(1979) 『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その7 『ならずもの』〈KHM10〉 【あらすじ&ひとりごと】 雄鶏と雌鶏のつがいは、山へ出かけ、クルミをたらふく食べた後、歩いて帰るのが嫌になったため、クルミの殻で小さな引き車を作りました。しか…
岩波文庫(1979) 『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その6 『奇妙な楽人』〈KHM8〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔あるところに奇妙な音楽家がいました。 一人で森の中を通り抜けながら考え事をしていましたが、考える種もなくなりバイオリンを弾き始めると…
『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その5 『夜うぐいすとめくらとかげの話』〈KHM6〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、目玉を一つずつしか持たない「夜うぐいす」と「めくらとかげ」が仲良く暮らしていました。 ある時、うぐいすは婚礼に呼ばれますが、自…
『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その4 『狼と七ひきの子やぎ』<KHM5> 【あらすじ&ひとりごと】 お母さんやぎと7ひきの子やぎがいました。 ある日、お母さんやぎが森へ食べ物をとりにいくため、7ひきの子やぎを呼び寄せ言い聞かせました。 「お…
『完訳グリム童話集(一) 金田鬼一 訳』その3 『こわがることをおぼえるために旅にでかけた男の話』<KHM4> 【あらすじ&ひとりごと】 父親と息子二人の家族がいました。兄は賢くて気が利き何でもできましたが、弟は何もできません。 人々は弟を見る…
『完訳グリム童話集(一) 金田鬼一 訳』その2 完訳グリム童話集 金田鬼一訳 『猫とねずみとお友だち』<KHM2> 【あらすじ&ひとりごと】 猫がハツカネズミと知り合いになって一緒に暮らすことになります。 猫とネズミは冬に備え、小さい壺に入ったフ…
『完訳 グリム童話集1 金田鬼一 訳』その1 以前から『グリム童話』をもう一度読み直してみたいと思っていました。 子どもの頃、代表的な物語は読んだことがありますが、いったいどのくらいの物語があるのか。 実際、岩波書店さんの『完訳グリム童話集』を…