ふでモグラの気ままな日常

読書をこよなく好む早期退職した元公務員が、読んだ本の紹介を中心に、日頃気づいたことや感じたことなどについて、気ままにひとりごとを発信する雑記ブログ

【読書】『また、同じ夢を見た』 住野よる 著

【あらすじ&ひとりごと】

 

 住野よる氏の第二作です。

 

 小学生の小柳奈ノ花は、とても賢く、同級生のほとんどを馬鹿だと思っており、学校には友達がいない。

 

 「人生とは…」が口癖で、おませな女の子。

 

 友達は、「彼女」と呼ぶ、ちぎれたしっぽの猫、「彼女」を介抱してくれたことで知り合った「アバズレさん」、ひとり暮らしの「おばあちゃん」、そして高校生の「南さん」。

 

 奈ノ花は、学校からの帰り道に毎日訪ね、学校での悩み事を相談しアドバイスをもらいます。

 

 奈ノ花は、その言葉を受け止め、気が付きます。

 

 すると、3人の友達はいなくなります。

 

 とても素敵な一冊です。

 

 きっと誰にでもやり直したいことがたくさんあると思います。

 

 人は、後悔しないために、思い考えるだけでなく、行動しなければいけないと改めて思いました。

 

 読後、とても気持ちが幸せになりました。

 

 ぜひおすすめです。

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【単行本】双葉社